PropSync システム設計構想書

PROPSYNC System Design Document

2026年3月15日 3セッション(計3時間50分) たつやさん・レン君・メンバーC・じゅんくん
たつやさん(事業リーダー) レン君(開発担当) じゅんくん(メンバーD)

1PropSync コア機能設計

1.1 物件情報管理

リスト表示UI(イタンジ参考)

たつやさん

イタンジっていうソフトは地図表示でこうやって見れて、賃貸のやつなんだけど。この白い枠の1個1個が線で区切られてるというよりは、楕円形のやつとかにした方がいいかもしれない。リスト検索でこんな感じで出てたらいいよね。写真と組み合わせた状態で出すのがいい。

写真+物件情報のカード型リスト表示
地図表示 / リスト表示の切り替え
ニューモフィズム(白ベース)カードデザイン
グレー系・ブルーネオン調は一切排除

物件登録フロー

たつやさん

PropSyncに物件情報がメールで自動入力され、おすすめの企画が出てきたら、営業マンは最終的な電話・提案をするだけで済む。

手動登録(必須入力5項目以内)
メール転送による自動パース・登録
物件概要書PDF/画像のAI自動読み取り
ドラッグ&ドロップ写真アップロード

情報一元管理(チャット散在問題の解決)

たつやさん

3ヶ月後に情報が出てきているかもしれないけど、そのときにはもう流れてしまっている。こういう情報をひたすら営業員が頭に入れて、みんなで話し合ってすべて洗い出していかないといけない。これをPropSyncが一発で解決できる可能性がある。

1.2 マッチングエンジン設計

双方向マッチング

たつやさん

物件に対してマッチングを出してるじゃん。これはこれでいいけど、買いニーズに対してマッチングを押すと、全部の中からマッチ率が高いというマッチ方法を考えていきたい。

売り物件
買いニーズ

加重類似度スコアリング

要素説明重み
エリア所在地・最寄り駅・徒歩分
予算購入希望価格帯と売出価格の整合
用途マンション・ホテル・商業施設等
広さ希望面積と物件面積の整合
条件日当たり、周辺開発動向等低〜中
たつやさん

データをクローリングした情報を入れて、相場感の精度を見る。日当たりの部分や、近くに高層ビルが建つとか、タワマンがどんどん建ってくるだろうから少し上げしておくとか。

レン君

極めるとしたらマッチングアルゴリズム。ただ、PropSyncだけを売りにする企業だったら競合にやられるが、実業に生かせるベースで考えると開発の投資対効果はある。

1.3 AI企画提案機能

物件情報入力(用途地域・容積率・建蔽率・権利)
AI分析(法令条件+周辺環境+市場データ)
建築可能プラン自動生成(マンション/ホテル/商業施設)
ROI自動計算(原価利回り・売却想定)
ステークホルダーマッチング→メール送信
たつやさん

条件として用途地域、容積率、権利とか詳細条件を全部読み取った上で、この案件に対して可能性としてできる企画を上げてくださいというもの。そしてこの内容を読み取って、受注のステークホルダーに合う業者がリストで出てて、そこにメール送信できるようになるとめちゃくちゃ使えるようになる。

ROI計算モデル(実例)

原価利回り = 年間純収益 / 総投資額 × 100

【ホテル企画モデル】

土地仕入れ: 4,600万円 + 建築費: 4億8,000万円

→ 原価利回り: 13%

→ 利回り6.5%で売却: 売却価格 約20億円

1.4 レコメンド機能

たつやさん

物件に対してはホテル用地とか宅地とか、こういう企画があるかもしれませんと出ていて、ステークホルダーに対して、例えばデベロッパーだったらこの会社とか、マッチングして、おすすめの担当会社とか提案先が出てきたら、そこにスムーズに進んでアプローチができる。あとは帰ってきてフィードバックを入れているだけで済む。

1.5 CRM/顧客管理統合(HubSpot代替)

たつやさん

PropSyncに顧客管理・タスク管理機能を入れれば、AsanaとHubSpotが合わさったようなものになる。物件マッチングの結果をワンクリックで取引管理に反映できれば、外部ツールは不要になる。

取引フェーズ管理

❶ 情報入手 ❷ 初期分析・企画 ❸ 提案・アプローチ ❹ 交渉 ❺ 買い付け ❻ 契約 ❼ 決済・引渡し

コスト比較

項目HubSpotPropSync内製CRM
月額コスト(20人)3万〜20万円約7,000円

2外部連携・データ設計

2.1 スクレイピングデータ統合

たつやさん

知り合いの会社が作っているシステムがあって、全国のオープンデータの中から情報を吸い上げて「今これは安いかもしれません」と相場より高い・安いを判定している。この会社が提携できると言っていて、6年間ずっとデータを集めているらしい。

提携会社の6年分蓄積データ連携
SUUMO等から毎日スクレイピング
相場判定(高い/並み/安い + 乖離率)
割安物件デイリーランキング

2.2 ForkEye連携設計

たつやさん

フォークアイは不動産の「目利き」に関わる部分。自社の企画に使う分析ツール。一方プロップシンクは、売り情報と買い情報のマッチング管理ソフト。これを他社に販売していくことで、他社の情報もデータベースとして蓄積できる。

PropSyncForkEye
位置付け外販SaaS内製ツール(非公開)
主機能売買情報管理・マッチング目利き・企画・分析
ユーザー他社の不動産仲介業者Leadit社内のみ
データ他社のデータも蓄積自社分析データ
PropSync(他社の物件データ蓄積)
匿名化・集計データ
ForkEye(自社分析・目利き・企画立案)
相場判定の一部
PropSync(相場判定結果をユーザーに提供)

2.3 既存ツール連携

HubSpot

CRM双方向同期

Google Workspace

チャット・カレンダー

LINE

タスクリマインド・通知

3Neural Core サブエージェント設計

3.1 現状のNeural Core構成

たつやさん

シェアードは、WonderJourneyの全体に必要なオーケストレーター、ストラテジー、リサーチ、クリエイティブエージェントとして全部に応用するやつ。各特化型スペシャリスト(不動産鑑定士、弁護士、一級建築士、土地家屋調査士、税務、プロジェクトファイナンス、行政書士)も入っている。

専門家エージェント役割
不動産鑑定士物件価値評価・相場分析
弁護士法的リスク評価・契約レビュー
一級建築士建築可能プラン・構造検討
土地家屋調査士筆界・測量・登記関連
税務専門家税務計算・節税スキーム
プロジェクトファイナンス資金調達・収支計画
行政書士許認可・行政手続き

3.2 Claude Code .claude/agents 移行

レン君

.claudeフォルダの中にエージェントフォルダを作って、サブエージェントのマークダウンファイルを入れていくとClaude Codeがサブエージェントを呼び出して動く。サブエージェントとしてClaude Codeが振る舞う場合と、マークダウンのテキストを読み取って動く場合とでは動き方が違う。

プロンプトベースClaude Codeサブエージェント
動作方式テキスト読み取り→応答タスクツールで独立実行
コスト低い高い
精度テキスト品質依存ツール使用可能で高精度
適用場面分析・レビュー開発・ファイル操作

3.3 精度検証

たつやさん

不動産のプロですとか宅建士ですと入れたところで、どこまでそいつが本当にプロの宅建士として話してるのか。20年の連続の経験と比べたとき、どのレベルのエージェントなのか。

たつやさん

YunaCoreに入れてみたところ、物件の向き不向き、リスク評価、想定売却価格などをかなりいい精度で出してくれた。ブラッシュアップすれば、一個一個出てきた物件情報の精査が一瞬で終わる。

4タスク管理・アジェンダ統合システム

タスク

実行すべき具体的アクション

アジェンダ

議論・意思決定が必要な事項

たつやさん

タスクは緊急度1から10まで手動で設定して、ガントチャートに入れたときにスケジュールが自動で組み上がる。複数プロジェクトがあったときにデッドラインを変えたら緊急度が低いやつが後回しになって高いやつが優先されるように自動調整されたら最高。

レン君

Claude Codeがタスクを引っ張ってきて、順序やスケジューリングを考えて期限付きで更新していく。AIでタスクの追加・削除・スケジューリングは前提として考えている。

事業構想の入力
AIオーケストレーターが必要項目を自動抽出
タスク化(担当アサイン含む)
ガントチャート自動生成 → カレンダー連携

5組織情報集約システム(WJ全体)

5.1 ボトムアップ × トップダウン構造

じゅんくん

ボトムアップとしてはクローズド型で、トップダウンとしてはオープン型の構造を最終的にはWonderJourneyグループで作りたい。各会社の事業計画、商談の議事録を、ヘッドクォーターのNeural Coreが全部吸い取る。上のAIが下から吸い取ったものを分析して、必要な案件の情報を瞬時に確認できる。ただし下の人たちは上のものを確認することはできないようにする。

WonderJourney HQ(全データ参照可能)
自動集約
各社MTG
議事録
活動ログ

5.2 個人AIエージェント(秘書AI)

じゅんくん

自分だけのAIエージェントが欲しい。自分の情報、壁打ち、構想が全部積み重なっていって、人間の脳はどんどん忘却していく中で、自分が忘れていた3ヶ月前にやっていたことと今の話がこれが連携できますよねという提案が可能になるんじゃないか。

レン君

ニアリーイコールのものは作ってます。CEOに話しかけると技術的な話ならCTOに飛んでレスポンスを返してくれるオーケストレーション。LINE公式アカウントをUIにして動かしている。

5.3 RAGナレッジ蓄積

レン君

Zoomの収録をクラウドにアップして、文字起こしをしてRAGに溜めていく。AIが検索可能な状態に加工してデータベースとして置いておく。報告する必要がない。決める方向だけの会議にしたい。

6事業シミュレーション機能

たつやさん

全事業のリソースを入れて、1年後には年商10億、3年後に100億、10年後に1000億という目標に対して、PropSyncは何パーセントのシェアを取ってて、必要な課題が出てて、いつリリースしなきゃいけないかが計画される。遅れてたら警告が出たり、逆に早いならもっと可能性があると教えてくれたり。

10億

1年後目標

100億

3年後目標

1,000億

10年後目標

じゅんくん

AIの演算能力は人間と全然違う。全体的なリソースを入れて、AIが最大のバックプランを考えてくれて、このリソースだったらここまでの売り上げ出せるのに出せてないとなれば、何を改善すべきか分かる。

7大規模化・インフラ設計

7.1 スケーラビリティ

レン君

データベースの設計を事前にしておかないと膨れ上がる可能性がある。プレビュー環境でテストして本番環境に移していくのが今後の課題。

開発環境
Preview
Staging
本番

7.2 SaaS化の技術課題

マルチテナント設計(RLS)
Stripe決済(段階的導入)
DB分離・アクセス制御
解約・更新のライフサイクル管理

7.3 外部サポート体制

たつやさん

山崎省長はKDDIやソニーの案件を24年やってて、ANAの予約アプリもやってる。インフラに強い。最終的には全部内製でできる状態が理想。だけど現実的に経験値がある人たちの知見を今からインプットして、未然に防げるものを防いでおきたい。

8その他の構想(横展開)

コワーキング×AIエージェント自動商談

登録企業同士のAIが自動マッチング・提案書生成→承認後に商談

税理士法人向けシステム

決算書→補助金企画書の自動生成、顧問先への横展開

YouTube自動配信

コンテンツ作成・配信の自動化

Shopifyデータ連携

30分ごとの自動データ収集・在庫管理・トレンド分析

付録A: UI/UXデザイン方針
プロダクトデザイン特徴
PropSyncニューモフィズム(白ベース)浮き出るボタン・業務ツール向け
Mishiruロゴカラー + エフェクティブラインゲーミフィケーション・幅広い年齢層
システム系グラスモーフィズム(Apple風)プレゼン・見せる用途
レン君 → Claude Code

PropSyncのマッチングのUI全部変えたい。全体的にニューモフィズムを取り入れたいが、シンプルに真っ白でグレー系は一切使わずに作りたい。既存の青っぽいネオン調は避ける。デプロイ先はVercel。リポジトリは別で分ける。

付録B: 技術スタック
レイヤー技術
フロントエンドNext.js 14(App Router)+ TypeScript
UIshadcn/ui + Tailwind CSS
状態管理Zustand
バックエンドSupabase(PostgreSQL + Auth + Storage + Realtime)
デプロイVercel + Supabase
開発ツールClaude Code(WezTerm)
成果物共有Cloudflare(HTMLベース)
決済Stripe(段階的導入)
付録C: 開発体制
担当役割
たつやさん事業方針・要件定義・不動産ドメイン知識
レン君技術リード・要件定義〜0.5段階の開発・UI/UX設計
伊藤さん開発実装(レン君から引き継ぎ後)
安田さんチーム不動産専門知識・マッチング精度の検証
山崎省長大規模インフラ設計の外部サポート
付録D: 差別化戦略

実業との一体運営

Leaditの不動産実業がバックにある

専門チーム

東京の超一流分析チームとブラッシュアップ

マッチングアルゴリズム精度

暗黙知のデータ化・継続的改善

ForkEye二段構え戦略

データ収集(PropSync)→独自分析(ForkEye)

たつやさん

PropSyncだけなら同様のシステムを作る競合に負けるかもしれないが、うちはリーディットという不動産実業があり、売買も管理もやっている。IT・不動産・広告クリエイティブの3つが揃っているからこそ、多面的なベネフィットが取れる。

付録E: 内製化システムの全体像
たつやさん

タスク管理のAsanaとHubSpotを合わせたい。顧客管理のCRM機能がついてて、各事業のステークホルダーへの顧客管理ができてる状態で、タスク管理とリンクする。これができるとWonderJourneyのNeuralCoreになるような内製化システムとしてめちゃくちゃ機能する。

レン君

HubSpotと全く同じもの作れる?全然ない。本気でやったら2、3時間ぐらい。忠実にちゃんとやるのであれば全然いける。